ボードの転覆や沈没の際、水に飛び込まなくてはならないときは、
泳ぎに自信があってもライフジャケットや浮き輪を必ず使いましょう。
でも、ライフジャケットや浮き輪がない状況もありますよね?
むしろその状況の方が多いかもしれません。
今回は、水に飛び込まなくてはならない状況で、少しでも時間があるならやっておくにこしたことのないことをご紹介します。
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ペットボトルを浮き輪にする
1.5Lのペットボトルなら1本、
500mlなら2本くらいあれば、これ「浮き輪」になります。
- ラッコの体勢で胸と腹の間あたりにペットボトルを抱え込む
- 水面から顔を出す
- 極力動かず体勢を安定させる
あんな小さなペットボトルですが、波の小さい場所なら長時間浮いていられます。
ズボンを浮き輪にする
ペットボトルが近くにない場合は、着ているものを使います。
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スボンを脱ぎ、ウエストのボタンやチャックを閉める
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ズボンの両足の裾(すそ)をそれぞれ結ぶ
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ズボンの右足と左足を結んで輪っかを作る
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ズボンの腰の部分を両手でつかみ、大きく振りかぶってズボンの中に空気を入れる
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自分の胸の前で、ズボンのウエスト部分を両手で閉じてしっかり握ります。
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ズボンの両足を結んで作った輪から顔を出します。
さいごに
災害時、水に飛び込まなくてはいけない状況というのは稀かもしれません。
そのため、普段から携帯用の浮き輪を備えている人も少ないのではないでしょうか?
今回は身近なペットボトルや衣服で、
少しでも浮力を得るための知恵をご紹介しました。
次回は防災グッズとして浮き輪を備えておきたい人のために、おすすめの商品をご紹介します。
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